Step to Peaceでは参加者80人を16人のコアメンバー、一人一人に割り振り、LINEでやりとりして対応しています。
事務的な仕事だけでなく、GV(ボランティア)に関する質問、不安なども聞いて、一人一人と関係を構築します。
その中で、たまに「親の反対で」とか「学校がある日と被ってしまったから」などの理由で参加をキャンセルされることがあります。
最近はコロナの影響で、参加をキャンセルされるんじゃないか、参加希望者が例年より減るんじゃないか、という不安がコアにはあります。
コロナに関しては、私たちがいくら努力したところで解決する問題ではないので、一人一人が外出自粛の努力をするくらいしかできないのですが、参加者を集めることへの努力を怠ってはいけません。
STPのコロナ対応としては、もともと予定していた8月の派遣は諦めて、9月派遣できるかの判断を待つ、それでもダメだったら2月の春派遣に切り替える、というものです。
しかし、春派遣はコアの中にも、参加者の中にも、参加するのが厳しい人がいます。
だからできるだけ、9月に派遣に行きたいところです。
コロナでこれからどうなるか不透明ですが、参加者を集めるためにみんな広報も参加者対応も頑張ってます。
でも、今日私が担当している参加希望者の1人からこんなLINEが来ました。
「今年は親に海外に行くことを反対されたので、春の派遣になった行きます」
と。
コロナを心配して今年の派遣を親御さんから反対されている人は私の担当の中だけでも2人います。もちろん親御さんの気持ちもわかるし、いくらSTPの母体のHabitat for Humanityが安全を確保してくれるとは言っても、何かあった時に私たちは責任は取れないので、無理を言うわけにもいきません。
私はSTPのコアとしてではなく、1人の派遣メンバーとして、大切にしていることがあります。
「出会い」です。
ごはん会に来てくれる人たち、TwitterやInstagramを見てくれている人たち、アメブロを見てくれている人たち、YouTubeを見てくれている人たち、このPandoを見てくれている人たち、そしてSTPを知って参加を決めてくれた人たち。
私はSTPのことを発信する時に、見てくれた人みんなに会いたいな、来てくれたら良いな、という気持ちで文を書いたり、動画編集したりしています。今はどこの誰かわからないけど、これから会えるんだと、一緒にインドネシアに行けるんだと考えると、とってもわくわくします。
ごはん会のような、直接会えるイベントがすーーーーっごく楽しくて、毎回わくわく気合十分で行きます。そこで私の持っているSTP熱をぶつけて、「行きたい!」って真っ直ぐに言ってくれる人がいると本当に嬉しいんです。
それでも、やっぱり今回のコロナの影響で、行けなくなってしまう人もいます。
仕方ないことだけど、一度会ったこともあり、直接話しもして、「行きたい」と言ってくれた人たちと派遣に行けなくなってしまうのは残念だなと思います。せっかくSTPを通して出会えたのに。この繋がりを無駄にはしたくないので、これからもSTPとも私とも関わってほしいなと思っています。私も積極的に関わっていきたいです。
でもやっぱり一番良いのは、派遣一緒に行けることだなあ。
Step to Peace 2020
静岡文化芸術大学 文化政策学部 国際文化学科 2年
しあり