ウガンダに行く話をするけど、ウガンダのこと何も知らないんだけど、どうしましょう?

「ウガンダに行く」
これを聞いて皆さんは何を思い浮かべるだろうか??
弊会=ウガンダ野球を支援する会の記事を見てくださってる方はご存じでしょうが、普通の人にウガンダと言ってもピンとは来ないものです。

とはいえ2週間も日本を留守にするのだから、どうしても話題にはなってしまう。

じゃあ何と周りの人に説明しよう?

ウガンダに行ったことないのに、ウガンダを簡潔に説明しなければいけないのです。
ムズイ。
ウガンダなんて何もかも日本と違うはず。
その違いを全く体験してないのに、ウガンダを分かりやすく日本人に説明できる気がしない。

ということで外務省からデータを引っ張ってきました。(https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/uganda/data.html)

1 面積
24.1万平方キロメートル(ほぼ本州大)(陸地面積19.7万平方キロメートル)
2 人口
4,427万人(2019年、世銀)
3 首都
カンパラ
4 民族
バガンダ族、ランゴ族、アチョリ族等
5 言語
英語、スワヒリ語、ルガンダ語
6 宗教
キリスト教(6割)、伝統宗教(3割)、イスラム教(1割)

1 主要産業
農林水産業、製造・建設業、サービス業等
2 GDP
351.7億米ドル(2019年、世銀)
3 一人当たりGNI
780米ドル(2019年、世銀)
4 経済成長率
6.8%(2019年、世銀)
5 インフレ率
3.8%(2020年、世銀)
6 失業率
2.4%(2020年、世銀)
7 貿易額(2020年、ウガンダ統計局)
(1)輸出 41.49億ドル
(2)輸入 82.51億ドル
8 主要貿易品目(2020年、ウガンダ統計局)
(1)輸出 金、コーヒー、魚、カカオ豆、豆類
(2)輸入 金、石油・石油製品、自動車、医療機器・医薬品、鉄
9 主要貿易相手国・地域(2020年、ウガンダ統計局)
(1)輸出 アラブ首長国連邦、ケニア、南スーダン、コンゴ(民)、タンザニア
(2)輸入 中国、インド、ケニア、タンザニア、アラブ首長国連邦
10 通貨
ウガンダ・シリング(Uganda Shilling)
11 為替レート
1米ドル=約3,520ウガンダ・シリング(2021年6月15日、ウガンダ中央銀行)

さてデータを引っ張ってきました。

本州に4400万人か。日本より少し人口密度低いのかな?
とか

一人当たり1000ドル下回ってる。日本に比べたら相当稼げない国なんだなぁ。
とか

こんな情報言ったって「へー」で終わってしまうのです。
相手を惹きつけるウガンダ情報を一言で。

まずはウガンダがなんと呼ばれるのか?
「Pearl of Africa」
イギリスの元首相チャーチルが言った言葉です。

内陸部にありながら、ナイル川の源流ヴィクトリア湖に恵まれ、水と緑が豊富にある国。
標高は平均1200m程度だから1年を通して過ごしやすい。
そんなウガンダを表現してるそう。

まずは英語で相手を脅かし、そしてウガンダの情景や環境を分かりやすく補足できる。
この「Pearl of Africa」を利用するのは良さそうです。

ただこれだけだと普通のウガンダ紹介。これだけではまだ足りません。
ウガンダという国を相手の脳裏に植え付ける。そんなフレーズが欲しいのです。
では何を付け加えるか??
けど日本から分かる情報は表面的なものばかり。

オリンピックや世界陸上でウガンダ人選手が頑張ってると言ったって、話し相手がその競技を見てなければ話は盛り上がりません。
ボルトやメッシのように分かりやすい競技で、圧倒的な力を持ってないと多くの人は認識してくれないものです。

じゃあ日本人がほぼ確実に触れてる競技は何か?
それは野球。

少々強引にウガンダ野球を支援する会に結び付けてしまいましたが、ウガンダの野球の話をすればいいのです。

野球でウガンダはアフリカ2位の実力なんだよ!

これでいいでしょう。世界的な強さだと43位とはいえ、そんなのは相手には言いません。
アフリカのよく分からない国で野球がやられてて、それもアフリカでは2位。
それだけで相手の想像力は掻き立てられるのです。

その後に補足で自分達のUGBASの話をすればいい。

野球でウガンダはアフリカ2位の実力なんだよ!
とはいえまだまだ弱くて、僕たちUGBASが支援してるんです!
​ウガンダにサッカー・陸上以外の第3のスポーツを定着させるお手伝いをしてます!

これで相手のハートを掴んじゃお💕


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