【学生インタビュー】明治学院大学最大級!軽音サークルL.M.S.のおすすめポイント!

学生団体を取材するこのコーナー。

情熱をもって活動している学生団体であれば何でもOK!(…と解釈し)今回は音楽に情熱を注ぐ明治学院大学 軽音サークル L.M.S.におじゃましてみました。

私の話になりますが、高校時代はバンドでキーボードを弾いていました…約20年前。懐かしいですね。ヴォーカルが男子なら『THE YELLOW MONKEY』、女子なら『Every Little Thing』のコピーをやってました。楽しかったな~。

明治学院大学 軽音サークル L.M.S.とは

L.M.S.は明治学院大学公認の軽音サークルで、部員はなんと約200人! 明治学院大学では知らない人がいないサークルなのだとか。L.M.S.の特徴は、バンドのメンバーを固定せず演奏会(ライブ)ごとにバンドメンバーのチェンジを行うこと。そしてコピーバンドであること。基本的にオリジナルはやらないようです。

大学の軽音サークルって、オリジナル曲をガンガン制作して、中には本格的に音楽の道に進む人がいるイメージですが、L.M.S.はそうではないようですね。何が多くの学生を惹きつけるのか? その魅力を探ってきました。

L.M.S.の理念は “みんなで楽しく音楽をやろう!” 

L.M.S.の理念は、純粋に “みんなで楽しく音楽をやろう!” 楽器ができる人だけじゃなく、音楽が好き・楽器に興味があるけど弾いたことがない。そんな人たちも含めて “みんなで楽しく音楽をやろう!” これがL.M.S.の理念!

オリジナルでバチバチぶつかり合うより、バンドを楽しむならコピーですよね~。

L.M.S.は初心者大歓迎!

L.M.S.は音楽の道を目指す本格派ではなく、どちらかといえば音楽を通じて大学生活を楽しみたいという人にこそ入ってもらいたいサークル。だから初心者も大歓迎! 初心者には、先輩たちが練習に付き合ったり楽器購入のサポートもしているとか。

L.M.S.は、私が取材前にイメージしていたプロデビューを目指している人たちの集まりではありませんでしたが 、“みんなで楽しく音楽をやろう!” という理念が多くの生徒たちに支持されているようですね。

明治学院大学軽音サークルL.M.S.の活動実態に迫る

テスト期間(7月・1月)を除けば、毎月演奏会(ライブ)をしているL.M.S.。

本当に初心者はついていけるのか? ライブごとのメンバーチェンジは難しいのでは? …気になるその部分を聞いてみました。

ハードスケジュール!?これがL.M.S.の年間スケジュールだ!

4月

新入生歓迎ライブ・春合宿(長野)

5月

定期演奏会

6月

定期演奏会(1年生デビューライブ)・戸塚校舎チャペルライブ

7月

テスト期間 活動なし

8月

定期演奏会

9月

夏合宿(茨城)

10月

定期演奏会

11月

白金祭(学園祭)

12月

定期演奏会

1月

テスト期間 活動なし

2月

定期演奏会・冬合宿(スキー・スノボ)

3月

定期演奏会

4月に入部したら、さっそく春合宿! 合宿中はスタジオに引きこもってひたすら練習! 初心者には厳しいようですが先輩たちのフォローもあり、合宿最後の打ち上げライブには全員が弾けるようになります。

そして6月の定期演奏会! 6月の定期演奏会は1年生のデビューライブになるため、春合宿後の “新たな目標” “モチベーションUP” に繋がっているのだとか。9月の夏合宿までには大学生活にもL.M.S.にも慣れてくる頃で、この夏合宿で一気にサークルメンバーの仲が深まるようですね。(楽しそうだな~)

初心者であっても春合宿で弾けるようになり、デビューライブの山を越え、夏合宿を楽しく過ごすことでL.M.S.メンバーとして定着するようです。これなら初心者でも安心して入部できますね!

※PAも自分たちでやります

どのようにバンドメンバーを集めるの?メンバーチェンジのコツは?

音楽は好きだけど人とのコミュニケーションが苦手だな。L.M.S.に入ると演奏会(ライブ)が終わる度にバンドメンバーをチェンジしなければならない。バンドメンバー集めに苦労するだろうな…。なんて考えていないですか? 大丈夫! なぜならライブごとのバンドメンバーのチェンジはみんな同じルールだから!

人とのコミュニケーションが多少苦手でも、周りから声をかけてもらえる確率は高いようです。でも、せっかくなら一緒に組みたい人を探し、自分発信で声をかけられるようになればいいですよね!

L.M.S.には、定期演奏会や合宿の後に演奏の振り返りや今後の予定確認を行う総会があります。この総会の中で 「この前のライブかっこよかったです!」 「今度一緒にやりましょう!」 とお誘いすると、マッチングの成功率が上がるのだとか。

バンドメンバーのチェンジはみんな同じ。だからこそ簡単にバンドメンバーが集まるようです。

明治学院大学軽音サークルL.M.S.メンバーのあれこれ

ここまでL.M.S.の理念やスケジュールなどをご紹介してきましたが、ここでは、実際にどんなバンドがコピーされているか? 気になる男女比やパート数など、L.M.S.メンバーのあれこれをご紹介します。

指示率No.1!コピーされまくっているバンドは『ONE OK ROCK』!!

ですよね~! やっぱONE OK ROCKですよね~! 私もPUNKSPRING 2012 で初めて『ONE OK ROCK』のライブを観てから、すっかりファンになった1人です。あの圧倒的な歌唱力、演奏力は憧れてしまいますよね。(その日の目的は『THE OFFSPRING』でした。)

その他、川崎フロンターレ大好き『SHISHAMO』や、ずいぶん昔に下北沢を拠点としていた『KEYTALK』が1年生にコピーされているようです。

2年生は、比類なき表現力の『東京事変』、林檎は林檎でもこちらは『Mrs. GREEN APPLE』個性的なサウンドがとてもいいですよね! 洋楽では、ベースが大変『Red Hot Chili Peppers』、ポップ・パンクの王道『Green Day』が、よくコピーされているバンドとのことです。

3年生・4年生になると、部員の個性が爆発し、コピーかぶりは少なくなるみたいですね。

※絶賛ワンオク中

バンドやるならギター?それともヴォーカル!気になるL.M.S.のパート割合・男女比など

L.M.S.は部員200人中、半数の100人がギターです。(多いな。。)初心者はみんな「F」の壁を越えたということですね。次に多いのはベースで40人、ドラム30人、ヴォーカル20人。ヴォーカルは学年が上がるにつれ少なくなるのだとか。そしてキーボードは10人のようです。
※複数のパートをかけもっている部員もいるので人数はおおよそとのこと

明治学院大学の在籍学生は女子が多め。だからL.M.S.も6対4の割合で女子が多めです。

古き良き70年代のサウンドを追求する4年生の小沼くん。選曲渋すぎ問題

L.M.S.で目立った部員を調査したところ、4年生の小沼くんが独特の個性を放っていることが判明。なにやら小沼くんは70年代サウンドをこよなく愛し、これまでも『The Rolling Stones』『The Beatles』『The Eagles』そして『吉田拓郎』(渋すぎ~)をコピーしてきたそう。

※選曲渋すぎ問題を引き起こしている小沼くん

小沼くんに「何故70年代のバンドをコピーするのか?」と、聞いてみたところ「純粋に70年代の音楽の魅力を若い子たちに伝えたい」という回答(本人も十分若いのですが…)。また「この子ならこの楽曲を好きになってくれるはず!」「 この子がこの楽曲を弾けばカッコイイだろう!」そんなことを考えながらメンバーを集め、狙い通りに行ったときが快感なのだとか。

※選曲渋すぎ問題『ジャッキー吉川とブルーコメッツ』 ~マリアの泉~

なんかわかるような気がしますが、楽しみ方が独特(笑)。 そんな小沼くんも2019年3月には卒業。L.M.S.の新たな個性に期待ですね。

※小沼くんLIVE中 みんな座るスタイル


インタビューにご協力いただいたL.M.S.の皆様。

貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!!

左から太田くん、戸塚くん、石橋さん、小沼くん。ご協力ありがとうございました!!

明治学院大学軽音サークルL.M.S.に入ろう!

今回、明治学院大学 軽音サークル L.M.S.を取材して感じたことは、メンバー一人ひとりが音楽を通じて大学生活をとことん楽しんでいるということ。“みんなで楽しく音楽をやろう!” という理念のもと、200人オーバーの個性が集まり、多くのイベントを経験する中で、しっかりと部員同士の絆が生まれていました。

これから、明治学院大学へ入学し音楽に興味がある方。少しでも楽器が弾ける方。L.M.S.に入れば音楽を通じて大学生活が楽しくなりますよ! ぜひL.M.S.の入部をご検討ください!!

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