12月14日(月)N大学のオンライン就活講座で思ったこと

皆さんこんにちは。
今日はN大学の5回目の就活講座でした。コロナの感染拡大が再び懸念される状況になりつつあり、大学も依然として対面授業の見通しがつかなくなりそうです。多くの大学は来年度(2021年4月)からは原則、対面授業を再開するとの前提でコロナ対策を講じてきましたが、再開する、しないの判断は慎重さを求められそうです。

こうした状況の中で3年生の就職活動はオンライン就活にシフトしています。オンラインの方法はパソコンを使ったリモートでのコミュニケーションということになります。

環境がそうさせているのですが、学生のみなさんも企業の採用担当者も「直接会って話がしたい」と思っているのではないでしょうか。

直接会って話をすることもZOOMでのオンライン面接でも判断は変わらない、と言いますがどうでしょう。本当に判断は変わらないのでしょうか。感覚でしかありませんが、直接会って話をするのが双方にとってベターなような気がします。

ただし、オンラインでいい面はたくさんあります。何といっても地方の学生の皆さんは首都圏の企業の採用面接にオンラインで参加できます。これは費用の面はもちろんですが、企業訪問の効率の面でも大変なメリットです。

また、大学生全般にいえることは、オンライン面接をどこで受けるかにもよりますが、自宅などのホームグラウンドで、準備万端に落ち着いて面接ができる、というのは大きなメリットです。面接であがることのリスクは大きく軽減されそうですね。

こうしたメリットを生かして採用面接に臨める点は従来に比べて公平性が高まり、学生の皆さんも企業も効率は良くなると思われます。こうして考えると採用面接の評価のポイントはどうなっていくのでしょうね。

一見、自己PRや志望動機といった面接の内容の濃さに向かいそうですが、案外、挨拶や礼儀正しさ、素直さや人間味のような「言葉」で伝わる以外のモノに採用する側はもちろん、学生の側からの評価も敏感になるような気がします。

ちょっとした会話の中で出る本音、自分の価値観や疑問を素直に問う姿勢など人間的な感情を採用面接の中で出していくことでお互いの評価・信頼が生まれてくるような気がします。

オンラインでの出会いが多くなればなるほど、飾らない言葉や言葉にならないしぐさ・表情を大事にしたいものですね。

就職活動をこれから始めるみなさん、オンラインだからこそ、対面以上に言葉を丁寧に使うように心がけてみて欲しいと思います。

さあ、行動です。

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