グラフィス小中学校への支援に対する私の思い


1年の6月に入団し、気づけば3年の冬。


引退はすぐそこに迫っています。



改めて説明すると、Michiiiiの活動の軸は

「グラフィス小中学校の継続的な支援」

です。


実は私はこの「継続的な支援」という部分に大きな魅力を感じて、Michiiiiへの入団を決意しました。

教室を建設して終わり!

文房具を寄付して終わり!

ではなく、

Michiiiiは長期的な視点からグラフィス小中学校が自立するまでを継続的に支援しているんです。

長く関わるという存在は、支援が必要な学校にとって不可欠であると私は考えています。



わくわくしながらMichiiiiの活動に参加した私ですが…

この継続支援。そう簡単なものではありませんでした。

支援金も限られている中で、何が最優先の支援なのかを吟味しなくてはなりません。


さらにグラフィス小中学校側が欲しいと言っているものも、それをすぐに寄付するのではなく、

グラフィス小中学校が自立するためにはその支援は果たして最も重要と言えるのかを考えなくてはならないのです。

例えば、「Michiiiiの人たちに学校を掃除して欲しい!」と過去に言われたことがありました。当時グラフィス小中学校はゴミ捨ての教育があまりされていなかったので、ゴミが散らばっている状態だったのです。

でも、そこで毎年毎年Michiiiiが掃除をするのは、自立には繋がりません。

グラフィス小中学校の子どもたちにゴミ捨てや掃除をすることの大切さを伝え、自分たちで学校を綺麗にできるようにすることが優先されます。

このように、支援先にお願いされたからといって、それをすぐに実行することが本当の支援とは言えないんです、、、。


物を寄付することだけが支援じゃない。


初めて支援の本質に触れて、

私は自立支援の奥の深さと難しさの壁にぶつかりました。


スタツアで調査し、帰国したら真のニーズを見つけ出す。そして支援内容を策定する。


イベントやスタツアなど様々な活動をしていますが、実はこの支援について話し合う時間はそれはもう膨大なんです😳



前置きが長くなりましたが、約2年と半年、活動をしてきて、

私はなんとなく支援に対して思うことがあります。


それは、

長期的な支援と短期的な支援のバランス

です。


長期的な支援とは、先ほども述べた自立支援のことです。

Michiiiiは、自立に向けた継続支援をしているだけあって、ついついこの自立のための支援にばかり目がいってしまいます。


でもそれだけじゃないと私は考えています。

グラフィス小中学校が困難な状況にある時に、それが自立に繋がっていなかったとしても必要な支援をして、子どもたちを守ることも私たちのすべきことだと思うのです。


今で言うと、コロナ禍での支援です。

Michiiiiはグラフィス小中学校にマスクと消毒液を買えるように経済的な支援を行いました。


このように、

自立も大事。だけど自立にばかり捉われない。

バランスの取れた支援というものを意識していかねばならないと私は考えます。


学生団体だけあって、圧倒的に支援にかける時間とお金が足りません。

しかし少しずつでもできることがあると信じています。

「学生に何ができるんだ」「自己満足だろ」

という言葉をよく聞きます。

学生に何ができるのか、正直はっきりとした答えはでていません。

でも学生が責任を持って挑んで何が悪いとも思います。


グラフィス小中学校の自立のために、学生としてできることをすることがMichiiiiであると強く考えています。



Michiiiiは現在オンライン募金を実施しています。

ぜひ一度以下のURLからサイトをご覧ください。

頂いた支援金は全額、支援先であるグラフィス小中学校の学習環境向上の費用とさせていただきます。

このような状況下で心苦しいお願いではございますが、ご協力よろしくお願いいたします。

https://syncable.biz/associate/Michiiii0125/


グラフィス小中学校に対する支援の想い
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