【来るべき100歳に向けて】人生100年時代の生き方

日本人女性の現在の平均寿命をご存知だろうか?

「86歳」である。
これは、世界でも類を見ない数字で、圧倒的トップを誇っている。
この平均寿命が「100歳」になるというのだからアンビリーバボーな話である。

そもそも、私は100年生きる想定で生きていなかった。
65歳になったら、退職して、退職金で悠々自適に田舎暮らしを楽しむつもりだった。

これが、100歳まで生きられるとなると話は変わってくる。
86歳が寿命の場合、退職してから21年。畑を耕して、庭にはお花や木を植え、ミントティーを飲むそんな生活も板についてきたころに人生の幕を閉じる。


しかし100歳となるとどうだろう?
65歳で引退したら、35年。最初に植えた木の苗が大木になるほどの余裕があるではないか。


「さあ、何をしよう。」


ちなみに、この記事を書いている今現在、私は21歳だ。
あと79年ある。正直、想像できない。
今から79年前なんて、ドイツの主力艦ビスマルクがイギリス軍に撃沈されているころだ。(分かりにくい?笑)
未来のことは想像できないけど、今を考えることにしてみた。


この人生100年時代で、人々の働き方は大きく変わると言われている。
今まで

教育→仕事→引退

の3ステージにはっきりと分かれていたものが、

Explorer:自分の生き方に関して考える時期、知識やスキルの再習得
Independent Producer:組織に雇われず、独立した立場で生産的な活動に携わる人
Portfolio Stage:異なる活動を同時並行で行う

の3つになり、この3つのステージを人生の各段階で往復するという。

さて、大学生である私が一番身近なのはExplorerステージだ。
ここから考えるとすると、今一番大切なのは、「知識の習得」である。
もちろん、ここでいう知識とは単なる「学問」の知識だけではない。

例えば、コミュニケーションの取り方、旅行して実地で感じた自国との違い。
自分の身に起こっていること、周りで起こっている事象に”なんで?”と疑問を持つことから、知識が自分の身に浸み込んでいく。

私が次に進むのはどのステージなのか。
考えながら学び続けながら生きていく人生は新しいものにあふれていて楽しそうだなと思う。


100歳の私へ。

あなたの生きてきた人生は色鮮やかでしたか。

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