スタツアを終えて

こんにちは。10期のカイトです。
 僕の元にも今回のスタディーツアー、いわゆるスタツアの振り返りが回ってきました。

昨年の9月に入団した僕にとっては、なんだかんだこれが初めてのスタツアと相成りました。

スタツアに興味を持って入団することになった僕にとって、当然のことながら入った時から楽しみにしていた行事がこのスタツアです。

相変わらずの社会情勢もあって、カンボジアに渡航し現地で活動することは叶いませんでしたが、オンラインという形とはいえ、開催できたことに感謝をしたいと思います。

さらに、現在カンボジアでは新型コロナウイルス・COVID-19が再拡大し、県境を跨ぐ移動などが制限され、学校が閉鎖されるなどしているようです。スタツアの日程が2週間遅かったら、はたまたカンボジアでのCOVID-19の流行が２週間早かったらそんなイフを想像すると背筋が凍る思いがします。オンラインとはいえスタディーツアーが行えたのは、あまりにも幸運だったといえます。話はそれますが、思い返すと僕の人生はタイミングに恵まれ続けてきました。ヨーロッパに行った時も世界的にコロナが広まる直前の去年の2月でしたし、前にも書いたように香港に行った時は、泊まっていたホテルがチェックアウトした数時間後に、ティアガスまみれになったりと直前回避能力にだけは恵まれてきました。そんな自分の運を信じて、直前で渡航可能になって、夏はカンボジアに渡航できると信じています。

さて、話を今回のオンラインスタディーツアーに戻します。今回のオンラインスタディーツアーの内容については他のメンバーの方が詳しく、わかりやすく書いていると思うのでぜひそちらも参照なさってください。

前置きが長くなりましたが、今回僕からは

１．自分の感じたこと　

２．今後に向けて　

３．まとめ

という3点から書かせていただこうと思います。

１．自分の感じたこと

　まず、スタツアを通して自分の感じたことを簡単に書かせていただきます。今回強く感じたこと時は、言葉で聞くことと目で見ることは大きく違うという点でした。

　Michiiiiに入団してから、さまざまなタイミングでカンボジアの情報を聞く機会がありましたが、そうした情報は、自分の脳内で文字として処理されても、映像として浮かび上がることはあまりありませんでした。しかし、今回のスタツアを通して映像にして直接情報を得ることによって、自分たちが何をすべきなのか改めて考えることができました。（書いていて気づきましたが、百聞は一見に如かずってまさにこのことですね笑）

　また、これは映像によって気付かされた部分ですが、他のメンバーも指摘していたように水不足の問題があります。いくら僕らが衛生教育に力を入れ、ポスター掲示やアクティビティ、石鹸や歯ブラシなどの支援を行ってもそれに用いることのできる水がなければ、こうした活動は意味を成しません。僕らの支援がさらに効果を上げるためにも今回わかった状況を改善するための方策を検討していきたいと思います。

２．今後に向けて

　さて今回のスタツアは、オンラインでの2回目のスタツアでした。（とはいえ僕は初参加です）今回のスタツアは統括副統括のメンバーを中心に大成功と言える結果に終わったと思います。とはいえその中で、さらに進化させることのできる部分もいくつか見つかりました。たとえば、アンケートの実施方法などです。この点について具体的に記すことは避けますが、夏のスタツアに向けて既にメンバー内で議論が行われています。こうしたスピード感も含め、次のスタツアは必ずや今より素晴らしい物になると感じています。

　また、今回僕たちは郵送によってさまざまな支援品やポスターなどを郵送するという手段を試みました。その中で、コロナ禍による配送期間の遅れや段ボールのサイズの問題など、初めて取り組むからこその問題がいくつか発生しました。今後のスタツアやそれ以外のシーンで再度郵送のシステムを利用することがあれば、こうした改善点はしっかり生かしていきたいと思います。

３．まとめ

今回のスタツアを終えて、改めてカンボジアへの想いは強くなりました。僕にとってMichiiiiとしてのスタツアは夏が最後になります。だからこそ夏のスタツアには、スタツア局のメンバーとしての役割だけでなく、さらに深い立場での関わりを模索したいと考えています。

スタツアを通して改めて、MichiiiiメンバーはGoodな選択肢からBetterな選択肢を見つける、作り出す能力が高いと感じました。

そして、統括・副統括をはじめとしてすべてのメンバーの皆さん、本当にお疲れ様でした。

以上、10期カイトによるスタツアの振り返りでした。またどこかで！！！