スカラリンピック開催の背景① ~学生がつくる国際協調×オンライン~

はじめまして。慶應義塾大学法学部の2年生に在籍しています、入江結子と申します。
私は慶應義塾大学の福利厚生機関である国際関係会(I.I.R.)に所属していて、広報担当を務めています。本イベント「Scholarlympic Game 2022 (スカラリンピック)」でも広報を中心に活動しております。



“Scholarlympic Game 2022” ― 「オリンピック × 学生 × SDGs = 」

本日は国際関係会が主催する、この「Scholarlympic Game 2022」というイベントについてお話しさせていただきます。本イベントは、国籍を問わない全国の学生が集まる、SDGsに関するビジネスコンテスト形式のものです。ひとことで表現すると「Olympic × 学生 × SDGs = 」の答えを創り出す場となります。イベント名「Scholarlympic Game」は国際関係会の当イベント運営メンバーが考案したのですが、学生を意味するscholar、そしてオリンピックをかけ合わせた造語です。また、「Scholarlympic Game」が17文字であることがイベントのテーマとなるSDGsの17の目標との関連性を暗喩しています。

本日より3回に分け、本イベントを企画するに至った背景や経緯、私たちの想いについてお話ししていきます。少し長くなってしまうのですが、お付き合いいただき、私たちの想いを少しでもお伝えできれば幸いです。
今回はまず、学生がつくる国際協調という私たちが思い描く姿と、オンラインで何か大きな国際交流イベントを実現させようと考え始めたきっかけの部分をお話しいたします。



「学生がつくる国際協調」×「オンライン」

2021年は新型コロナウイルスの年といっても過言ではありません。そして私たちは特に「コロナ世代」とも呼ばれています。
華々しい大学生活を送る予定だった私達はまともに大学に行くこともできませんでした。留学や海外渡航にも制限がかかり、多くの学生が思っていた大学生活を送れていないのではないのかと考えます。
さらに、日本中の期待がこもっていた2020東京オリンピック・パラリンピック。一年延期されたもののなんとか開催はされましたが、ほとんど無観客での開催、そして海外からの観戦客も来れないという不完全な形になりました。
このように、コロナの影響で私たち国際交流を軸に活動している団体や、留学を考えていたたくさんの学生にとってはなかなか思うように動けない状況に置かれました。しかし、新型コロナウイルスの流行に伴い、これまでも徐々に発達してきていたオンライン環境やツールが一気に普及しました。

このような背景こそが今回のイベントを開催するに至った理由なのです。オンライン環境を活かせれば私達でも「国際協調」をつくることができるのではないのか。さらにオンラインの強みとして、時間や空間、金銭的なコストの壁を乗り越えることができるのではないのかなと考えました。その形として現れたものが現在準備中のSDGsを題材としたオンラインビジネスコンテスト、「Scholarlympic Game 2022」なのです。



次回はなぜ私たち大学生が、そして国際関係会という団体が、このイベントを開催するのかという点をお話させていただきます。ぜひ読んでいただけますと嬉しいです☺

現在、イベント参加学生、協賛してくださる企業や団体のみなさまを絶賛募集中です!
ぜひ皆さんも、このイベントに参加してほしいと思っています。イベント詳細につきましては、 https://lit.link/keioiir# より企画概要スライドや協賛についてのスライドもご覧いただけます。
ご質問等あれば、お気軽に当団体のInstagramのDM(@iir.official)やメール(scholarlympic2022@gmail.com)までお問い合わせください!



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