スカラリンピック開催の背景② ~なぜ私たちがやるのか? 3つの理由~

改めまして、慶應義塾大学法学部の2年生に在籍しています、入江結子と申します。
私は慶應義塾大学の福利厚生機関である国際関係会(I.I.R.)に所属していて、広報担当を務めています。本イベント「Scholarlympic Game 2022 (スカラリンピック)」でも広報を中心に活動しております。

今回も前回に引き続き、本イベントを企画するに至った背景や経緯、私たちの想いについてお話ししていきます。第2回は、なぜ私たち大学生が、国際関係会のメンバーがこのイベントを開催するのかという点についてお話させていただきます。お付き合いいただけますと大変嬉しいです☺



「なぜ私たちがやるのか?」

それではなぜ、このスカラリンピックを国際関係会で開催したいと思ったのか、いくつかの理由をもとに少しお話しさせて頂こうかなと思っています。


① 学生の社会的責任について

SDGsという一国のみに留まらない国際的に共通した問題提起がなされる中で、近年、社会ではCSR(企業の社会的責任)が謳われ、コンビニやカフェなど私たちに身近な場でも様々な工夫や施策がなされています。しかしこれは企業のみにいえることなのでしょうか。

私たちは、同じような責任が学生にもあると考えています。もちろん今の学生は企業のようにお金があるわけでもなく、社会に直接的に影響を及ぼす範囲も小さいかもしれません。しかし、学生だからこそできることもあるのではないでしょうか。自分には何もできないと思って何も行動を起こさなかったら、世界は何も変わりません。私たち学生はこれから地球の未来を担っていく立場です。私たちの未来に対し、そして1つしかない地球、限りある資源、他人事ではない世界各地での問題に対しどう行動していくのか。ここに対し常に関心を持ち、自分たちに起こせる行動は何なのか考え続ける使命が学生にはあると考えています。


② 国際系団体としての役割

我々国際関係会は、その名前の通り国際交流を企画・運営・提供する国際系団体です。私たちだけでなく、ほかの国際系団体の究極的な目標も❝国際協調への雰囲気・興味❞を作り出すことに辿り着くのではないのかなと考えます。そしてそのために、国際交流への入り口となるような場を提供することが使命でもあります。

近年、コロナの影響だけでなく、貿易摩擦や国内の不況などにより、数年前に比べ国内への志向が強まり、グローバリゼーションは減速、停滞しているといえます。しかし、それでもなお、前述したように国際的に共通した問題が出てきているだけでなく、今は一国では経済も政治も生活も成り立たないような社会です。国際団体の存在意義を社会に再提起すべく、国際交流の第一歩としての場を提供し、学生の世界に対する関心を煽る機会が必要であると考えました。


③ 学生団体としてのアウトプット

国際関係会の部員は、基本的に3年間団体の活動に関わります。❝学生の時間はもう戻ってこない❞。大学生活は人生の夏休みともいわれますが、多くの人にとっていろいろなことに自由に取り組める最後の時期になるでしょう。そんな時期に、様々な選択肢の中で、国際関係会で活動することを選んで取り組んでいるのです。
「全員の活動がしっかりと見える結果に結びつくようにしたい。部員の思いが次に継承されるようにしたい。より多くの人にみんなの全力が届くようにしたい」当団体の代表、李宣雨は、そう語っていました(李について詳しくはぜひ国際関係会のページのコラム記事を読んでいただけたら嬉しいです☺)。そんな部員想いの代表の気持ちと、当団体で財務を担当している三國谷が考案した企画が共鳴し立ち上がったのが今回のイベントです。
国際関係会の部員だけでなく世界中の学生のみなさんにとっても、たった1回しかない大学生活の時間を少しでも有意義な、少しでも志を同じくするような仲間と関わり、高め合えるような時間にできたらと願っています。



次回で、開催の背景についてのお話は一旦終わりになります。最終回は、なぜ私たちが、このイベントのテーマに「SDGs」を選んだのかという点をお話させていただきます。ぜひ読んでいただけますと嬉しいです☺

現在、イベント参加学生、協賛してくださる企業や団体のみなさまを絶賛募集中です!
ぜひ皆さんも、このイベントに参加してほしいと思っています。イベント詳細につきましては、 https://lit.link/keioiir# より企画概要スライドや協賛についてのスライドもご覧いただけます。
ご質問等あれば、お気軽に当団体のInstagramのDM(@iir.official)やメール(scholarlympic2022@gmail.com)までお問い合わせください!

大久保裕貴
2021.11.17

Irieさん、素敵な記事ありがとうございます!私達もできること、やります!!

Yuiko Irie
2021.11.17

お世話になっております。ありがとうございます☺
よろしくお願いいたします!

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