【第5回】ウガンダ滞在レポート

こんにちは!記事担当の吉野です(^^)

こちら「ウガンダ野球を支援する会」こと「UGBAS」のページに足を運んでいただいたみなさま、ありがとうございます!!

2019年3月現在、日本ではイチロー選手の引退が大きな話題となっています。実はイチロー選手もアフリカ系の人々の野球の支援を行なっていたとか…(東洋経済より)

さて、早速レポートの紹介に移りたいと思います!どうぞ〜!


初めまして。

ウガンダ野球を支援する会の小牧雄祐です。

ウガンダは相変わらずの暑さになっていて、日焼けがとにかく酷いです😭

ただ夜は涼しく比較的過ごしやすいのでありがたいです。


今回渡航している中で、私のみが中央大生ということで

東大の彼らの知的な会話に混ざることで私の頭も良くなればなぁ…

そんな事を考えている今日この頃です(笑)←(大丈夫やで…UGBASの記事を管理しているのは立教大学の私、吉野。つまり、私たちにも希望の光(?)はあるぞ!!)


それでは気を取り直して滞在レポート9日目&10日目へGO!


9日目

今日は朝からJICAの野球隊員である田中さんにガヤザの小学校を案内していただきました。10時にガヤザで待ち合わせをしていたので8時に朝食を済ませ9時に出発という予定だったのですが、ウガンダではいい意味で時間に寛容ということで、朝食が1時間遅れてしまいました。日本でこんなことをやってしまうと大クレームに繋がりますがウガンダでは結構よくあることなので、気にしないようにしましょう。

↑ガヤザの小学校に到着するとウガンダの国民性なのかもしれませんが、子供たちがフレンドリーに接してくれて私たちをを見ると走って近寄ってきたりしてとても可愛かったです。

↑学校を見学してみると寮のようなものもあり彼らはそこで寝泊まりしているそうです。

ベッドは3段ベットになっていてそれが何個もあり密集していてとてもいい環境とは言い難いものでした。彼らと少しだけ話す機会があり、私たちが「野球は好きですか?」と尋ねると彼らはみな「大好き!」と答えていたのでやっぱり野球は世界共通の素晴らしいスポーツなんだと感じ、野球をやっていて良かったなぁと思いました。

↑彼らとの集合写真です。(笑顔がめちゃくちゃいい!!素敵な写真です!!)


その後はガヤザの野球場に行きました。

↑この球場は日本の外務省が建てたそうです。ウガンダで日本のプロ野球選手を目指す選手達はみなここで練習をしているそうです。ウガンダの野球選手が野球をできる環境を日本が作っていたという事実を知ってとても嬉しくなりました。ただもちろん球場の整備などは選手自らがやらなければならず、中でも大変なのが害虫駆除です。2.3日で巨大な蟻塚が出来るのでその駆除だったりが大変なようです。


お昼はBank of Ugandaという銀行の方の家に訪問させていただきウガンダの銀行制度を教えて頂いたり、お昼ご飯をご馳走してもらいました。メニューは羊肉、牛肉、ポショ、マトケ、ライスと炭水化物と肉!という感じでした。ウガンダの方にとってはこのようなメニューが一番豪華なのかなと思いました。美味しくて慌てて食べたので写真を撮り忘れてしまいました…(←楽しみにしてたのに…)羊肉がとても美味しかったです。


10日目

今日は朝からガヤザ野球場にて試合があるということでルウェロチームVSジンジャチームの観戦に向かいました。

しかしここで色々な事があってジンジャチームが来られなくなってしまい、急遽ルウェロチームを2つに分けての試合になってしまいました…

ここでなんとチームのひとつを我がUGBASの代表白石さんが指揮することになりました。

試合は両チームかなりの若手(15歳以下くらい)が登板しました。どちらのピッチャーも若いのに身長が高く球も早くやはり彼らは素晴らしいポテンシャルを持っているんだなーと改めて思いました、と同時にもしも彼らが十分な設備のあるところで練習が出来ているのであればもっと野球が上手くなるに違いないとも感じました。

試合は白石さん率いるチームが見事勝利を収めました。おめでとうございます!

↑試合の様子。果てしなく広がっているように見えるグラウンドの風景。写真からでも広大さがよくわかりますね…


夜ご飯は友情居酒屋というウガンダにある日本料理屋さんに行きました。

↑結構雰囲気が日本っぽくて良かったです。

↑私はそこでカツ丼を食べました。


ウガンダで食べた料理の中で一番美味しいのではないかと思うほど美味しかったです。やっぱり故郷の味は落ち着きますね。皆様もウガンダに立ち寄った際にはぜひ食べてみてください。


【感想】

野球隊員の田中さんが仰られていた言葉なのですが、「我々がやっている野球支援とは成功しない場合でもお金だけは無限に溶けていくもの。もしもその野球支援のお金を農業やらに支援していたら、彼らは今ごろ充分食べていけるほどにお金を稼ぐことが出来たかもしれない。でも彼らが野球をやりたいという思いがあればそれを支援することが海外支援である」という話を聞いて、支援というのは決してキレイ事ではないのだなと感じたしそれでもいつかは実を結ぶものだと考えて支援し続けるしかないと思いました。

 

 私自身ウガンダに滞在していくにつれて日本との生活の質がこれほどまでにあるのかと呆然としました。インフラの面や交通整備などウガンダには課題は山積みなのだなと感じました。ただこの課題を一つ一つ達成していくことこそが、これからのウガンダの益々の発展に重要なものになるに違いないのでこれからも継続的な支援が必要なのだと感じしました。

少々重い話になってしまいましたが、このウガンダ渡航の経験をこれからのUGBASでの活動に活かしていきたいと思います。(小牧)

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