学生時代にやっておくべきこと

2025ウガンダ渡航①

こんにちは。
東京大学3年の阿部です。

今回は2025年2月のウガンダ渡航について書こうと思います。

アフリカには小さい頃から行きたいと思っていて、大学に入学後の2022年ウガンダ渡航にも参加できなかったため、今回のウガンダ渡航は私にとって念願の旅でした。


1日目:フライト

日本からウガンダまではエチオピア航空の飛行機で行きました。
アディスアベバでの乗り継ぎで、成田からアディスアベバまでが約17時間、アディスアベバからエンテベまでが約2時間、トランジットを含めると日本からウガンダまで約21時間の旅でした。全体を通してエチオピア航空のサービスは良く、比較的快適に過ごせました。


機内食は4回ほどでましたが、バラエティが豊富で、すべてとてもおいしかったです。


私は今回追加料金を払って列をブロックしようとしたのですが、強制力が弱かったため払い戻しを受けました。しかし運良く、韓国での待機時に隣の人がいなくなったため、結果的に座席が一列分ブロックされていました。そのため、フライトの大部分の時間を3席使って横になって過ごすことができました。


カンパラ到着

カンパラには午前11時ごろ着きました。
入国審査ではパスポートと、ビザだけさらっと確認され、写真を撮られました。

預け入れ荷物を回収した後、空港を出る際に荷物検査がありました。
特に問題ないだろうと思っていたのですが、なぜか引っかかってしまい、理由を聞きに行ったところスーツケースの中身(野球ボール)はドローンではないかと質問されました。
中身はbaseballだと伝えましたが、知らないと言われ、説明に苦戦しましたがなんとか通ることができました。

空港を出るとセンパとアイザックが出迎えてくれました。
荷物が多かったため、まず事前にオンラインで予約していたホテルに車で向かいました。

車についてはセンパを通じて野球関係者に滞在中ずっと車を出してもらうようにお願いしており、料金は全体で4Mウガンダシリング(16万円)でした。今回の滞在ではチリャンドンゴ、マシンディ、アパッチなど、北部の田舎地域を訪れる予定をかなり入れ、スムーズに大きな荷物を運べる安全な移動手段が必要だったため、公共交通機関を使わず基本的に車を利用しました。特にアパッチは車以外で到達するのがかなり厳しそうだったので良かったと思います。

エンテベ空港からカンパラのホテルまでは40分ほどでした。高速道路を使っていたため、渋滞もそれほどなく、予定よりもそこそこ早くついたと思います。

カンパラ滞在中はAcacia Villaというホテルに泊まっていました。アカシアモールへのアクセスが良いことと多くの日本人からの口コミを見て、選んだのですが、実際にアカシアモールへは徒歩で行くことができ、サービスも良かったです。

ホテルにチェックインをし、大きなスーツケースなどをおいた時点でまだ15:00を回らないぐらいだったのでカンパラ観光に行く流れになりました。


カンパラ観光

まず、観光に行く前に、現地で携帯電話とお金が使えるようにアカシアモールに行き、simカードを購入し、現金の両替をしました。データ通信に関して、2週間25GBのプランで約2500円でした。


アカシアモールで準備を整えた後、最初に向かったのはモスクでした。ウガンダナショナルモスクはカンパラの有名な観光地の一つで、2006年に完成しました。一度に2万5千人を収容できる壮大なドームとカンパラの街並みを一望できる高いタワーに登ることができ、非常に満足感が高かったです。タワー内部に273段の螺旋階段があり、登るのは大変ですが、階段自体も美しく、頂上では絶景を拝めるので頑張りましょう。また、螺旋階段の途中の小窓から外の景色を楽しむこともできます。




モスクの後にはマケレレ大学を訪れました。
マケレレ大学はウガンダ最大の大学で100年以上の歴史を持っています。

キャンパスには誰でも入れるそうで、大きなゲートをくぐり、車のままキャンパス内に入り、構内での移動も車でできました。適当なところに車を駐車してもらい、軽くキャンパス内を散策しました。図書館にも入れそうだったのですが、時間がやや遅かったので入ることができませんでした。



1日目の締めくくりとしてローカルフードのレストランに連れて行ってもらい、ルウォンボというウガンダの伝統的な料理を食べました。ルウォンボは主食と主菜(シチューみたいなもの)がセットになっており、豆、Gナッツ(ピーナッツ)、魚、ヤギ、鶏肉、牛肉、レバーなどの種類から主菜を選びます。それらはスパイスなどで味付けされ、バナナの葉で蒸し焼きにされます。日本では味わえない独特の香りとともに柔らかくジューシーに仕上がった肉を食べることができ、非常においしかったです。

主食に関しては、マトケやポショをはじめとした日本ではあまり馴染みのないものから米など馴染み深いものまで六種類ほどがバラエティ豊かに並んでいました。
マトケは甘味の少ないバナナを潰したもので、ポショは硬くて白いとうもろこしを乾燥させ、すり潰して粉にしたものを練り上げて作ります。それ以外のカボチャや米、サツマイモに関しても日本のテイストとは若干異なっていました。

実は、この日、10時ごろに機内食を食べて以降、何も食べていなかったため非常にお腹が空いたため、もりもりたくさん食べることができました。ただ、主食の量はかなり多かったため女の人や少食の人は食べ切るのは大変なのかなと思いました。

食事と一緒に飲み物としてパッションフルーツジュースを頼んでいたのですがこれもまた非常に美味しく、みんなおかわりを頼んでいました。


このようなウガンダのオーソドックスな食事はウガンダの日常であり、どこでも見られるものであったので、滞在中に何回も食べることができました。

食事を摂り終えた後はホテルに戻り、実に52時間ぶりに寝床につきました。
こうして長い渡航初日が終わりました。


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