一生モノの満足
人の満足には、賞味期限の短い満足と賞味期限の長い満足があります。
ある若者に、今まで人生を過ごしてきて、一生モノの満足と思える経験は何ですか?と尋ねたことがあります。その答えは、部活動で剣道をやっていて、一生懸命頑張って上達し、何かの大会に出場したこと、というものでした。
私自身も同じことを聞かれたとすると、どうでしょうか。
例えば資金も何もないところから事業を始めて、起業当初は今の何倍も頭を高速に回転させて、よく会社に寝泊まりして多くの仕事を処理していましたが、あの頃はよくあれだけ頑張れたな~と思えること(苦労したという感覚はありませんが)。
高校3年の夏から受験勉強を始めて、9月頃から1月くらいまでは食べるかお風呂に入るか寝る以外は合格する為に完全に集中して受験対策をしたこと。
そういうことが浮かんでくるものです。
記憶を遡った時に一生モノの満足といえることに共通しているのは、努力の末に手に入れた誇れるような自分自身の体験、ということです。努力している最中にも満足はありますが、休みたい、遊びたい、楽したい、という欲求との葛藤もあって、満足ばかりとは言い難いものですが、その一時的な満足を犠牲にしても努力したことが、後々振り返るとより大きな満足として返ってくる、そんなことばかりです。
不思議なほどに、努力もせずに手にした満足は、あっという間に消え去っていきます。何かのくじ引きで大当たりを出したとしても、その満足を一生持続させることは不可能でしょう。
人は生物の生存本能として、恐らくは努力して生き延びることを選択する為に、子孫を生かす為に犠牲を払えるように、そのような満足を大きな満足と感じられるように性質付けられた生き物なのだと思われます。
Pandoとは何か?
Pandoの本質は、この賞味期限の長い、一生モノの満足を、より多くの人が、一生の中でより多く、より大きな体験として得られる為に、何か自分自身が全身全霊で挑めるものを見定め、その努力を支え、その挑戦する場所を見出し、その挑戦を支える、その為の場所です。
おぼろげな自分自身のビジョンをより鮮明に描き出す為に、言葉にしてPandoに刻むことからスタートです。それを鮮明にすることは、自分自身への人生の約束であり、それを他者と共有することで、お互いがお互いの自分への約束を守る支えにもなります。マインドはビジョンを実現していくために、自分自身が何を大切にして考え、行動するのか、目指すものを実現する為の行動指針を自分と約束するものです。
気軽に呟いて、いいね!といってもらえる、今を満たす為の情報発信ではなく、自分自身の人生を懸けて挑むものへの挑戦を記事として記していきましょう。その挑戦の記録は自叙伝のように人生の挑戦のアルバムとなっていくでしょう。
これがPandoの真の使い方です。Pandoに記すことが自分自身の支えになります。全力で何かに挑む自分を支える場所となるのです。
Pandoが実現する深い繋がり
Pandoは集団として、組織として、人が集まって何か大きな挑戦を行っていく為の場所にもなります。一人一人が全力を尽くすことを、集約された組織の力に変え、組織がより大きな挑戦を行っていくことを支えます。
個人としてPandoにビジョンやマインドを記すように、組織として何に挑戦するのか、何を約束するのかを記すことで、組織の一人一人が同じ方向を知ることができます。同じ方向を向いた共感する人々が集まれるようになります。
人と人が集まって何かを協力して成す時に、相互理解が鍵になります。
Pando上でお互いのプロフィールを共有し、どのような生い立ちで今に至っているのかであったり、何を目指しているのか、何を大切にしているのか、どんな知識を持っているのか、どんな繋がりをもっているのか、そうしたことを共有することで、相互理解が深まり、一人一人が深く信頼し合った上で、知財をシェア出来るようになります。
それぞれの内面も含めた情報を開示し合い、共有するからこそ、そこでの人間関係は深いものとなります。当たり障りのない表層的なコミュニケーションしか取らない相手を親友と呼べるでしょうか?集団での活動の中での一生モノの繋がりもPandoが支えていく要素の一つです。
挑戦の可能性を広げるPando
インターネットやこれから産み出されていく様々なテクノロジーは物理的距離の壁を取り除き、言葉の壁を取り除き、世界中の人々が繋がっていく可能性を提示します。
そこで足りないものは人々がより良く繋がることです。一生モノの深い満足や一生モノの深い繋がりをそのテクノロジーの上に乗せられてこそ、テクノロジーの恩恵が人々の人生の充実に繋がってきます。
Pandoをより多くの組織、より多くの人が利用するようになることで、人生の充実に繋がる、組織の発展に繋がる、挑戦に向けて全力を尽くせる人が増え、全力で力を合わせられる組織が増える状況が作られていくでしょう。
それこそがPandoというプラットフォームが既存のコミュニケーションツールや情報処理サービスと一線を画すところです。
Pandoには組織や個人がテクノロジーの恩恵を最大限に活用していく為のツールが揃っていきます。これから先、より優れたマッチングプラットフォームとして機能していくことで、人々の人生の選択がPando上で行われるようになっていくでしょう。
例えば大学がPandoを使えば、偏差値やブランドではなく、各研究室で行われている研究やそこにいる研究者への共感が高校生が大学を選ぶ一番の選択基準に入ってくるでしょう。企業がPandoを使えば、同じようにビジョンや事業、そこで働く人々への共感によって、意欲的に共に全力を尽くし合う仲間が集まって事業が行われる機会が増えるでしょう。
Pandoにあらゆるサービス、商品の評価情報が集まり評価をシェア出来るようになれば、より優れた商品やサービスが広告宣伝ではなく、社会的な評価で選ばれる機会が増えるようになるでしょう。
人と人、人と組織、人や組織と商品やサービス、それらにおける一生モノの出会いを産み出しながら、Pandoは人々の挑戦の可能性を広げていきます。
少し荷が重いのがPando
自分自身と向き合うサービスであり、自分自身を挑戦へと立たせるサービスであり、人と人が人生の約束を交わす場である故に、Pandoは、他のコミュニケーションツールに比べると、始めるのは少し荷が重いように感じる方が多いでしょう。
でもこれは当然のことなのです。一生モノの満足は楽な生き方を選択していても得られないように、全力で何かに挑戦することは少し荷が重く感じるものです。でも、素晴らしい人生の為の、一生モノの満足や繋がりの為の『挑戦』への意欲があれば、簡単に持ち上げられるくらいの軽い荷物です。
あなたの人生の挑戦をPandoが支えていきます。さあ、Pandoを始めよう!!