【 先ずはひと声 ! 】

【 先ずはひと声!】

初めまして。
現在、クインテット社業に関わらせて戴いております、松﨑と申します。社会に出て既に40年余、ダイナソーとなりかけそうなオヤジ(爺さん)です。

2020年は2回目の東京オリンピックが開催予定、昨年のラグビーWカップの余韻も冷めやらず、特にワールドクラスのスポーツ・ゲームは大衆の心を揺さぶるエネルギーを発散し、また多大なる経済効果も生み出します。私もその熱量を受け、生きる上でのモチベーションとなっている気がしています。
今年の夏は暑く&熱くなりそうですネ!!

このメモリアル・イヤーに乗じて、❝Pando❞ユーザーの末端構成員として連載投稿にチャレンジしようと思い切りました。 文才も無く、自慢出来るような人生を歩んで来たわけではありませんが、物心両面において滑ったり転んだり右往左往して参りました我が身の道程を、その時々の思いや反省体験を綴ることで(=我が身を曝け出す多少の覚悟が必要ですが)、お読み下さる方々にとり何がしかのヒントや切欠、または警鐘的な意味合いで、何かの一助となれば、これはもう至福の思いにございます。

いっそこの際ですので、バイオグラフィ・エッセイ風に、これまでの自己体験・事柄・事象をべースに、エピソードを交えながら時々の想いなどを紹介していきたいと考えました。

 大まかながら、年次的に纏めますと以下のサブジェクトとなります。ウィークリー・ベースで寄稿しても1年を要するかもしれません。ご興味とお暇な時間に目に留めて頂ければ幸いです。
パターン化するのもどうかとおもいまして、気分に応じてランダム(順不同)になります点はご容赦を願います。

  • Episode-1  信条 (Mind・Vision・Stanceを含め)
  • Episode-2 ファミリー・ヒストリーと幼少期
  • Episode-3 人並みに青春を謳歌した学生時代
  • Episode-4 社会への出帆、限りなくグレーに近い野村證券
  • Episode-5 ユダヤ資本と香港華僑資本
  • Episode-6 起業そして事業経営
  • Episode-7 更生とFinal Mission


字数も嵩んで参りましたが、本題のさわり部分だけでも、もう少しお付き合い願います。

Episode-1 「私の信条」 

今の妻と結婚をし、昨年11月で30周年を迎えました。幸いにも、一男一女を儲けることとなり、その子供達も20代の後半、どうにかこうにか一人前になろうかというところでしょうか。
この(暴露)話は、クインテット社の松下社長や数名の方にはチラッと話したことがあるのですが、当題の前説として、また勝手ながら我が愛すべき娘(フォト)の宣伝効果も含め、彼女の❝就職ドタキャン事件❞を紹介させて戴きます。

 ★娘は現在26才、社会人4年目、一応プロ・ダンサー(ご興味ある方は、是非ブログをフォローしてみて下さい。)として這いつくばり続行中。 幼少時代は俗に言う跳ねっ返りでお転婆娘、笑えることやチョット空恐ろしい エピソードが多々ありますが、それは又の機会として、大学4年時の逸話です。

お兄ちゃんの影響からか中学受験を経て中高一貫女子高へ、その後どうにかこうにか吉祥寺近辺のミッション系女子大に入学をしました。当大学は歴史が旧く、比較的地方からも普通のお嬢さんが多く集まる、地味ながら上品さを持つ校風らしいのですが、1年生半ばに本人曰く、「自分一人だけ超、浮いてて、この学校では友達出来ないワァ』と・・・・。 また真面目に勉学に勤しむタイプにも非ず、自分の趣味関係(これが本職となるのですが。)とバイト三昧で学業成績は論外レベル。 それでも3年時には人並みに就活を行い、頭を抱え右往左往しながら切ない経験を乗り越え、漸くにしてJR●●鉄道から内定を戴きました。親として何となく安堵したことを憶えています。
ですが・・・・、次は卒業証書を手に出来るのか?の問題です。 最大の難関は必須課題である卒論制作。特に英米語文学史を専攻し、原書を素材に英語による研究発表を執筆しなければなりません。

そして世の中はそう甘くはありません。・・・・すんなりとは教授の承認が得られず、何度も修正をかけても跳ね返され、そこで彼女が取った行動とは、大吟醸一升瓶を手土産に、また就職内定を切り札とし、度重ねて土下座交渉を敢行、その甲斐あって?(間違いなく教授の恩情により)何とか卒業見込みとなったのです。(そんなこととは露知らず、後から聞いてあきれました。
こいつは昭和のオヤジか!!と。

そして事件は就職予定会社の内定式の2日前に起きたのです。 
娘が突然、両親を前で土下座(ベタですねぇ)をし、言った言葉は、「就職をしないでプロダンサーとして3年勝負してみたい! わがままを許してください。」と。 

何を考えてるんだっ!!と先ずは叱責、その後に厳しめの問答を繰替えしてみたものの、心の中ではハハァンなる程そう来たか、そこまで腹を括ったか」と、顔には出しませんが既に私なりに得心していました。それなりに本人も悩んだ結論でしょうし、彼女の人生は本人自身のもので、親を見守り、応援するしかありません。

★★『自分のやりたい事、やる事を自分で決める。(自己による目標設定)、決心したら自らの意思で全力投球する。(行動も結果も自己の責任)、自分が納得出来るまでやりきる。結果は問わず。』(つまり世間や他人評価以上に自身の達成感や満足度が大切ということ。)
・・・・・・・・・・子供達がモノゴコロの付く頃から何度も囁いたフレーズですが、その意図するものが娘の身に宿っていたのかと思うと、が涙が出そうなくらい嬉しく、さらに彼女の行く末を見守り続けたいなと。
実際、彼女の毎日はチャレンジの連続なのでしょう。オーディションを受け、レッスンを受け、一方でダンス指導や振り付けを考え、仕事上の人脈・ネットワークを開発し営業も全て自分でしなければなりません。もちろん周りの助けがあっての話ですが、行動結果や責任は全て自身に降り掛かかるので、その本質は事業経営と変わりません。 失敗事例も事欠かないほどあるでしょう。

チャレンジすれば、往々にして反省を伴うものです。ただ失敗(=反省する機会)が次のチャンスを生かすことに結び付けるトリガーであることは間違いありません。しない方が良かったという事もあるでしょう。しかし、そこに『後悔』というワードは存在しません。

以上、私の信条(人生理念)とする思いの一端となります。
要は、自分の人生を貧しくも豊かにするのも本人次第、人生の主役は自分自身で、自らの意志によって真摯な姿勢・行動が周囲を動かすことに繋がると、心から信じるところでございます。


書き出すと、書きたいと思うコトが溢れ出る思いながら、『過ぎたるは及ばざる如し』、一旦、ここまでにします。
し~ゆ~ねくすとうぃ~く




Qwintet life
16件
松下 耕三
2020.01.17

松崎さんの信条、娘さんの生き様、まさに私の考える人生を謳歌する生き方と思いました。私の信条とこれほど近いとは、まさに松崎さんとは出会うべくして出会ったのだろうと思います。そして偶然の出会いからこのようにお力添え頂けることとなったのは、そこにお互いの共鳴があったのだと思いました。
このように松崎さんの人生をPandoに残して頂けることは、私達にとっての素晴らしいギフトです。ありがとうございます!!

松﨑 誠
2020.01.18

松下社長、

お疲れ様です。
拙文に過分なるお言葉をありがとうございます。

誰かに読んで戴けるというだけで励みになるという実感が少しずつ私の身体に染み込み出しており、きっかけは社長の一言でしたが、癖になってしまいそうで。

今後も叱咤よろしくお願い申し上げます。
松﨑

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