【元JICA隊員 中川陽平さん#1】ウガンダへ渡ったきっかけ&ウガンダでの活動とは?

こんにちは。UGBAS代表の東京大学3年山本です。

Twitterではお伝えしましたが、11/14(土)、元JICA体育隊員であり、ウガンダでの野球の普及活動にも取り組んでいらっしゃった中川陽平さん(Facebookはこちら)にオンラインでお話を伺いました!! 

これから数回に渡り、中川さんが「なぜウガンダで活動することになったのか?」「現在はどんな活動をしているのか?」などなど、お話いただいた内容を記事にまとめていきたいと思います💪

実際にウガンダで活動していた方のお話は貴重✨  ぜひ最後までお読みください!!!


11/14(土)の夜、京都にいらっしゃる中川さんとZOOMを繋いで実施した今回のトーク。
まずは、ウガンダに渡るまでの経緯を話していただきました。

中川さんは、保育園の年長の時に野球を始め、中学生までは地元でプレー。高校へは野球で進学し、大学でも教員免許の取得を目指しながらプレーを続けるなど、長い期間選手として野球に関わってきました。

そのように本気で野球に取り組む中で、なぜ国際協力に携わりたいとの想いを持つことになったのか。そのきっかけは、小学生の時に家族旅行で訪れたインドネシア・バリ島で見た光景があったといいます。

 「同年代くらいのストリートチルドレンと出会って、そこで一番の衝撃を受けた。同じ年代なのに、生まれた国が違うだけでこんなに生活が違うんだなというところで、すごい衝撃を受けたことがきっかけで、国際協力の道を進みたいと考えました。」

しかしながら、大学では選手として多くの時間を過ごしていたこともあり、海外への渡航はスペインや、タイ・ベトナム・ラオスなどへの旅行程度。本格的に現在に繋がる活動を始めたのは大学卒業後に元から持っていた「子どもたちのために何かできないか」という想いから、大阪市の児童自立支援施設で1年間勤務したことが始まりでした。

 それでも、「野球をやってきたこと」、「子どもが好きであること」、そして最初のきっかけである「インドネシアのストリートチルドレンとの出会い」を総合的に考え、青年海外協力隊に挑戦することを決めた中川さん。見事合格し、ウガンダへの派遣が決まりました。

ウガンダに渡るまでの経緯についてお話いただいたところで、次に現地での活動についても伺いました。

 元々は「野球」を職種として希望しながらも体育教師(体育隊員)としてウガンダに派遣された中川さんでしたが、「教員だけでなく野球も教えたい」という想いから野球部の顧問にも就任。現地ではさらにもう1つの活動を加えて、

①体育教師
②野球の指導
③屋台の運営

 の3つを主に実施。

②では、「ロサンゼルス・ドジャースのアカデミーに子どもたちを特待生として送り込む」ことを目的に指導。貧しく、なかなか学校に通えない子どもたちが野球によってその状態を改善することを目指し活動に取り組んだといいます。

さらに③では、「ストリートチルドレンの生活支援」「地域の人々の収入の向上」を目的に3店舗を運営。お好み焼きやたこ焼きなどの日本食、肉の串焼きや魚、フライドポテトに、チャパティと呼ばれる小麦粉の生地で卵やトマトを巻いた「ロレックス(※1)」など、様々な商品を販売していたそうです。

※1 ロールエッグスが転じてロレックスになったらしい……?現地に行った際に屋台で食べましたが、とても美味しかったです😋
※2 新型コロナによるロックダウンでスーパーやマーケットを除き食品の販売ができなくなってしまい、店舗は現在閉鎖中

 
......と、今回の記事はここまで!!
今回は、中川さんがウガンダへ渡るまでの経緯、そしてウガンダでの活動について記してきました。

小学生時代に抱いた問題意識が、その後の活動の原動力なっているというのが非常に印象的でした。

次回の記事では、中川さんが現在取り組んでいるプロジェクトについて、その目的や現在の状況をお伝えしたいと思います。

乞うご期待🔥

○中川さんのFacebookはこちら

記事第2弾はこちら▶︎【元JICA隊員 中川陽平さん#2】進行中のプロジェクト&ウガンダの現状を聞きました!!

【元JICA隊員 中川陽平さん#2】進行中のプロジェクト&ウガンダの現状を聞きました!!

山本 将巳
ウガンダ野球を支援する会

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