2020年 組織を向上軌道へ

仕事始めにつき、社員に向けて、メッセージを送ります。まず、今年一年、自らが何を掲げて年輪を刻むか、世界に約束してみましょう。そして毎日を、人生のビジョンに照らし合わせ、年始に掲げた決意に照らし合わせながら積み重ねていきましょう。

毎日の貢献、向上の積み重ねを1年でどれだけ果たせたかが、この一年の年輪の厚みです。誰もが生まれた時には苗木ですが、誰もがこの人生の貢献と向上の積み重ねで巨木にもなれます。

さて、私が掲げるものは、事業を向上軌道に乗せる、その為に組織を向上軌道に乗せる、この二点を掲げたいと思います。

組織を向上軌道に乗せるというのは、社員一人一人を向上軌道に乗せるとほぼイコールです。そこに向けて人の向上についてまとめてみます。

より大きくより多くの人々の幸福への貢献が人の目指すべき方向性というのが、私の大前提に置かれているテーマです。なので向上というのは、人が人々への貢献を増大させ、豊かな人生を積み重ねる事を指します。

人にはスポンジのように多くの叡智を吸収し向上し続ける人もいれば、今の自分の殻の中にあって向上出来ない人がいます。そこにどんな違いがあるのでしょうか?

1、正しさを探求する

向上というのは文字通り方向性を持っています。向上しない方へも人は成長することがあります。大切なことは正しい方向性へと向かうことです。自分の都合の良い解釈ではなく、この世界を曇りなく正しく理解しようと努めていくことです。人が持続的に生き生きと生きられる社会への貢献に向かうことです。

2、想いを大きくする

正しい方向性へと舵を切って、そこで湧き上がる想いを大切にして、大きなものにしていきましょう。想い湧き、エネルギーが湧き上がるような人生のビジョンを掲げてみましょう。生き甲斐となるテーマを掲げることです。

3、挑戦をやり抜く

既に挑戦するテーマが決まったとしたら、後はやり遂げるだけです。挑戦を妨げる雑念を振り払い行動に移し、ベストを尽くす。実績、実力を積み重ねながら、更なる挑戦へ向かう循環を迎えましょう。

4、傾聴し理解を深める

実績、実力ある人の話しほど向上への肥やしになるものはありません。指導、指摘、助言をどれだけ咀嚼して飲み込めたかで、養分と出来るかが変わります。人の叡智は、優れた助言は、噛むほどに味が出て、一生涯の向上へのヒントにもなります。

5、実力に向き合う

貢献が少ない、貢献が小さいのは、周囲の環境の原因ではありません。自分の実力が小さいのです。実質的貢献量で実力を測り、己の向上について、雑念を捨てて真摯に向き合う。そこから状況が要求する向上のテーマが見えてくるでしょう。


Qwintet life
142件
No Name
2020.01.07

明けましておめでとうございます。

〉想いを大きくする

若い頃は、よく年始に「こうなりたい!」「こうしたい!」と、想いというか、目標、願い、夢を描いていましたが、私ぐらいの年齢になると(個人的な意見ですが)、その想いを持つことが年々薄れ、ここ数年は何も目標を立てずに過ごして来た気がします。

今回の記事を読み、それは自分が描いた想いを最後までやり抜かなかったことが原因だと気付かされました。

「私ぐらいの年齢になると」というのも、ただの逃げ、言い訳でしかなかったと。

この1月で、クインテットに入社して2年経ち3年目に突入しました。

私の経験上、就職、転職の3年目は、今の仕事、職場に慣れ、(この先自分は何がやれるのか?)と思い悩み、壁にぶち当たる年になっていました。

ある意味、自分の中での節目である今年。この記事に書かれたことをよく読み返し、実りある1年になるよう精進します。

本年もご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

松下 耕三
2020.01.07

おはようございます。中川さんがこの会社に来て輝けているという話しを聞いたことは、昨年の中で最も重要な出来事の一つでした。そこから生まれようとしている企業診断は必ずや後世に素晴らしい時代を残す為の仕事となると確信しています。何としてもそうするのだという意志こそが、その仕事に魂を宿らせます。その意志が、お金では買えない私達の魂を満たす充実であり、幸福感であり、尊厳です。
これからも益々輝きを増し、その輝きが仲間たちを、人間社会を輝かせるように、同志として共に取り組んで参りましょう!

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