皆さんには、どこか心の奥底に埋めきれない心の隙間、心に空いた穴はありませんか?
日々を忙しく過ごしても、楽しいことをして紛らわしても、何か夢中になれる時には忘れているけれど、そこから覚めると姿を現す心の闇。いくらお金を稼ぐことが出来ても、地位や名声を手にしても心の奥底に横たわる闇。
この闇の正体を今日はお教えします。
不思議なもので小さな子供には空いていないのに、少しずつ大人に近づくと感じてくるものです。私も感じていた時期がありました。充実した毎日を送っていても満たしきれないものがありました。
この闇は何だろうか?
神なき時代、何が正しいかも、何が大切なのかも、その人に委ねられる時代。人は人がどのように生きればその心の穴を埋められるのか分からないままに、生きてしまいます。
一方で便利で快適で物資に溢れる豊かな世界を私達は生きています。努力が足らなくても、全身全霊を注がなくても、生きることには困らない、死ぬことは稀な世界。何処かに似ている・・・
そう、野生の王国ではなく、生きることに困らない動物園。ライオンは狩りをしなくてもいい、ゾウさんは水場と草を求めての苛酷な旅をしなくてもいい楽園。楽に生きられる楽園のはずなのに、動物園の動物達の心の奥底にポッカリと空く大きな穴。
この宇宙、そして生物に宿る性質がもたらす運命。それはより良く生きる為に全力を尽くすことができるよう、その努力に見合う満足を与えること。子孫を守るため、子孫を生かすため、子孫をより良く生かす為に全力を尽くさなければ満たしきれない感覚が宿ること。
これこそが、心にポッカリと空く穴の正体。心の奥底にある闇の正体。私達はより良く生きられる為に、子孫をより良く生かす為に、全力を尽くそうとする時にこそ心が満たしきれるように作られた存在なのです。
世の為、人の為になる事をするという、当たり前の行為に全力で向かうことでしか持続的に心を満たしきる充実感を持ち続ける事は出来ない生き物なのです。
生まれ育ちも関係なく、今置かれている環境も関係なく、心から満たされるかどうかは、変えることができます。全身全霊で向き合えるものを持つことです。世の為、人の為になると心底思えることに、全身全霊で取り組んでいくことです。
それだけが心の闇を消し去る唯一の方法です。大志を抱きベストを尽くす。妥協の産物からは決してもたらされない"本気の結晶"が心の闇を消し去る唯一の光です。
自分に備わっている、全ての知力、体力、精神力を懸けて、生きることを私も求め続けてきました。
松下さんの言葉から、今迄以上に力強さを感じます。
全身全霊で生きている方のメッセージは、文字からも活力を感じられるので、気持ちが良いものです!
ありがとうございます!Pandoが活力を増幅させる社会の仕組みになれればと思っています!