この世界に横たわる性質、自然の摂理を原点とする

当社の入社式で私は毎年、宇宙の始まりから話を始めます。なぜそのような話しをするのかといえば、入社式の限られた時間の中で、私が話し得る可能性の中で、最もその人の人生に役立てる話をしようと思うと、ここに行きつくからです。その宇宙の始まりから、地球生命の誕生があり、人類の歴史があり、今に至るまでの歴史を辿ることで、我々が何者であるかをより正しく見定める目を持ってもらいたいと思うのです。

私が人生を歩んで40年、この世の中に横たわる性質、自然の摂理に目を向けながら、学び、考え、それを物差しとしてきた中で、その我々にはどうしようもない与えられた性質に抗っても勝ち目がなく、それに純粋に従うことによってこそ、人の満足が得られることを感じてきました。人が人に与えられた性質のままに生きるということは、当たり前のような話であっても、人が頭脳でそれを理解しそれに従って意思決定をし、行動するということは極めて難しいものです。人は人の本質を理解するということを、心底思えるレベルで理解することを、生まれついて自然と習得できる程に賢くはない存在なのです。

人や自然、この世界の理解こそが、人がよりハッピーに生き、人が生き生きと生きられる社会の継続の為のベースとなるべきものです。それを人が心底思えるレベルで理解するには、ただ知識として得るだけでなく、体験として、経験として感じていける次元で向き合い続けなければなりません。その体験の対象として、仕事ほど相応しいものはないと私は思います。宇宙の話から始めるのは、まず知識として、我々がより正しい意思決定をする物差しとすべき基準がある、ということをイメージしてもらうことにあります。イメージを持つことで、日々の訓練、責任の中で、そのイメージを実感に変え、人生を豊かに生きる為に活用していくことが出来るようになります。

人口爆発、環境問題、兵器を含めたテクノロジーとの共存等、様々な人類の課題が山積し、リスクが高まり続ける人間社会の中で、私が人生を懸けて果たすべき使命である、『後世に素晴らしい時代を残す』ということに最大限貢献する為に、この世界の性質に根差した考え方が何よりも重要な基盤となると考えています。人類共通の課題の解決には、より多くの人が深い次元でこの世界、人に与えられた性質をより正しく理解し、実感し、後世に生きやすい社会を残そうと努力を積み重ねるしかないと思います。 

志を持ち、責任と貢献に生きる

松下 耕三
株式会社クインテット

《人生を謳歌する働き方》シリーズ
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この世界に横たわる性質、自然の摂理を原点とする

松下 耕三
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志を持ち、責任と貢献に生きる

松下 耕三
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全力で打ち込めるものとの出会い

松下 耕三
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心からの共感、情熱を持てる会社を選ぶ

松下 耕三
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真の力を養う為、日々成果を上げる為に立ち向かう

松下 耕三
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代表メッセージ・社史
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