八月に思うこと

八月になってようやく夏らしくなったと喜んでいましたが、今年はちょっと暑すぎですね。

さて、当社ではビジョンへの歩みを書いてみようという宿題が出されたようなので、私もそのテーマで書いてみようかと思います。

八月にはお盆があります。故人の霊が戻ってくると言う素敵な日です。故人が戻ってくることはあり得ないけれど、人々が故人を近くに感じたいと願って作った夢のような素敵な行事なのだと思います。

そしてその最中に先の大戦での終戦日があります。多大な命の犠牲の上に、その壮絶さ故に、私達は争い好きな生物でありながらも、これほどに平和を願う事が出来るのだと思います。

故人は何を望んでいただろうか?

昨日、家に帰って珍しくテレビを付けたら、幻の札幌オリンピックを目指していた特攻兵の遺書が紹介されていました。遺書には、家族への想いが記されていました。

その方には、オリンピックで活躍する、勝利するという夢があったでしょう。その為に誰よりも訓練を積み重ねていたでしょう。その夢は、その機会も与えられることなく、果たせぬものになりました。しかし、そのビジョンが手に出来なかったからと言って、その人の輝きが失われることはありません。ビジョンの実現が出来たかどうかなど、その人の魂の輝きに比べれば取るに足らぬものなのです。

私は壮大なビジョンを掲げて、そこにチャレンジする者です。何としても果たさねばならぬ使命です。故人の想いを背負いつつ、我が子孫と、その時代を共に生きる子供達の為に、今日が昨日よりも少しでも良い時代であるように、目の前の課題に向かい、知恵を絞り、考え抜いて、何か有益な事を為さねばならぬと思いながら、仕事に向かいます。

大切なことは、ビジョンを掲げることではなく、魂を奮い立たせて挑むことです。そうして挑む為に、本気で挑めるビジョンが存在するだけです。

こういう私もまだまだ妥協の産物です。私の持って生まれた可能性が発揮し得る最高のパフォーマンスを発揮していこうと、墓前に誓う八月、あと数日、脳味噌を奮い立たせて挑む。

代表メッセージ・社史
55件
Kobayashi
2020.08.28

本日、Pandoインターン合同説明会を初めて試みとしてオンラインで開催しました。
50名の応募中47名の学生が全国より参加し、4社の代表と仕事にやり甲斐を持ち活躍する担当者に参加いただきました。クインテットを除き3社の企業代表、担当者にはご満足いただけお礼の言葉をいただきました。この数日寝る間を惜しんで準備した学生集客メンバーの平澤君を筆頭に永井さんの献身的なサポートがありPandoを通じて学生、企業様に魂の貢献ができたと思います。
何が何でも成功させるぞと言うメンバーの熱が重なり合い実現できた小さな一歩となりました。
魂を奮い立たせて挑むことの重要性を切に感じた1日となりました。

松下 耕三
2020.08.28

この経験を生かして、一つ一つの仕事に向き合い、最大限の価値を提供していきましょう!

粟本 邦幸
2020.08.28

松下さん、魂が奮え立つ記事を有難う御座います。
故人の想いを背負い、今日という日にどれだけ魂の奮える挑戦ができたのか。
考えさせられます・・・
全身全霊で生きてきた人を間近で見てきた分、自分が納得する魂の奮え方はそこにあり、その生き方を伝えていくのが私の使命です。そういった意味でも言動一致で誠実な人間であれる様、努めていきます。

松下 耕三
2020.08.28

お互いの使命を果たして参りましょう!

No Name
2020.08.27

人生が幸福かどうかが人間にとって(もしかしたら他の生物も)、究極的に追い求めているものなのだと思います。
最終的にビジョンを実現できたかどうかよりも、自身のビジョンに向かって最大限意欲的に取り組むこと自体から得られる充実感が、幸福感を大きく作用すると考えるようになりました。
妥協の産物ではなく、最善を尽くすことを自身に習慣づけられるようにしていきます。

松下 耕三
2020.08.28

自分自身に納得できるような仕事をしていきましょう。

神徳 紫
2020.08.27

深い内容で心と身体にドシンと来ました…。
確かに、ビジョンを掲げたら方向性が見えるという事だと思いますが、生きる上で本質ではないですですよね…
生きる上で本質なことは、魂が奮い立たせてまでも挑みたいのか?だと思います。
自分の本質に気付く事はまだまだ途中ですが、松下さんの言葉をきっかけに自分の本来の生き方をもう一度見つめていきたいと思います!

松下 耕三
2020.08.28

コメントありがとうございます!
可能性は大きく広がっていますので、挑戦して参りましょう!!

Y.U
2020.08.27

お疲れさまです、牛尾です。
今回の記事は個人的にちょっとドキッとしました。
実は私のPando記事ネタ帳の中に
「夢を叶えることは重要なのか」
というものがあり、いつか記事にしたい、私の重要な考えに繋がる内容なのですが、それに一部通じていると感じました。
御存知の通り、わたしも「俳優業」という夢に破れたものですが、自分の決定的な【なにか】は失われるどころか、それによって大きくなったと感じることがあります。
もちろん、夢は叶うに越したことはないし、その夢こそが全てと感じるのも事実でそれは否定できないと思います。
いまのコロナ禍で、スポーツも、音楽も、演劇も、飲食業も、あらゆるものが失われ、多くの方々が失意の底にいる心持ちであると思います。
きっとその無念さは深く心の底に刻まれるでしょう。
しかし、それをどう受け止めるかは本人次第で、その受け止め方を上手く変えることができれば、それは足かせではなく次の飛躍の一歩になるでしょう。
その助力をすることが私のビジョンの一つでもあります。
【夢】は掛け替えのない最も大切な輝きであることは間違いないですが、(比較ではなく)それを追い求めた【心】とその過程で得られた【力】もまた、唯一無二の大いなる輝きであると、改めて思いました。

松下 耕三
2020.08.27

夢破れても、新たな夢に向かい、更に輝ける者ここにあり👍

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